外構工事の見積もり後の断り方は?トラブルを避けるポイントを紹介

外構工事の見積もり後の断り方は?トラブルを避けるポイントを紹介

外構工事は複数の業者から見積もりを取り、その中から1社と契約するのが一般的です。その際、選ばなかった業者には断りの連絡をしなければなりません。

せっかくプランを提案してくれた業者に断るのは申し訳ないと感じることもあるでしょう。しかし、できるだけ速やかに断りの連絡をすることが重要です。

そこで今回は、外構工事の見積もり後に円滑に断る方法を紹介します。

目次

外構工事の見積もり後の断り方マナー

外構工事の見積もり後に断ることは、まったく問題ありません。外構工事は相見積もりを取るのが一般的であり、業者も比較されることを前提に見積もりを出しています。

ただし、一定のマナーを守って連絡することが大切です。

連絡は早めにする

断りの連絡は早めにするのがマナーです。見積もりを出してもらってから遅くとも1~2週間以内に断るようにしましょう。

外構工事業者は、資材の確保や職人のスケジュールを調整して待っているため、早めに連絡するのが誠実です。

もし遅れてしまった場合は、速やかに連絡し「連絡が遅くなり申し訳ありません」とお詫びの言葉を入れた上で断れば問題ありません。気まずいからといって、放置しないようにしましょう。

感謝の気持ちを伝える

断るときはまずは感謝の気持ち、そして明確な理由、お断りの順番で伝えるのが基本です。

先に感謝の気持ちを表現することで断りの意思を柔らかく伝えられます。

「この度は丁寧な見積もりとプランをご提案いただき、ありがとうございました」など、提案の手間をかけてくれたことへの感謝を伝えましょう。

冒頭で感謝の言葉を伝えたら、明確な理由を伝えます。このときも「予算オーバー」「家族と話し合った結果」「他社に決めた」など、相手の落ち度ではない理由を伝えることがスマートに断るためのコツです。

丁寧な言葉使いを心がける

断りの連絡を入れるときは、なるべく角を立たせないような言葉選びをすることがポイントです。はっきり断ることは重要ですが、「できません」や「お断りします」のような言い方だと棘に感じる人も少なくありません。

そのような場合に便利なのがクッション言葉です。

便利なクッション言葉
  • 大変申し訳ないのですが
  • せっかくのご提案ですが
  • 誠に恐縮ではございますが
  • あいにくですが

このようなフレーズを入れるだけで文章が柔らかい印象になるので、断りの文言の前に入れることをおすすめします。

断る意思ははっきり伝える

丁寧な言い回しであっても、断る意思ははっきりと伝えましょう。曖昧な言い方をすると行き違いになる可能性があります。

おすすめの表現
  • 今回は見送ることにしました
  • 今回は他社に依頼することにしました
避けた方が良い表現
  • もう少し考えます
  • 少し難しいかもしれません
  • また連絡します

業者に「可能性はゼロでない」ととらえられる言い回しはNGです。辞退の意向はしっかりと示しましょう。

外構工事の見積もり後に電話で断るときのポイント

外構工事を断る場合は、電話でもメールでも構いません。文章だと硬い印象になってしまうという場合は、電話の方が気持ちが伝わるでしょう。

電話で断るときは、以下のポイントに注意して、断りの意思がしっかりと伝わるようにしてください。

忙しい時間帯は避ける

電話をかけるときは、忙しい時間帯は担当者がつかまらないことが多いため、落ち着いた時間帯にかけるとスムーズです。

朝一は朝礼や会議中の可能性があり、午後からは現場に出ていることもあります。そのため、電話をかけるなら10~11時頃、または16~17時頃が理想です。

簡潔に断る旨を伝える

電話を入れる際は、長々と理由を説明せず、まずは簡潔にお断りの意向を伝えることが大切です。

「先日はお見積りありがとうございました。検討いたしました結果、予算の都合で今回はお断りさせていただきたくご連絡しました。」

など、コンパクトにまとめた方が伝わりやすいです。

今後の依頼を匂わす言葉で締めくくる

好印象なお断りにするためには、最後に次につながる一言を加えましょう。

「また機会があればよろしくお願いいたします」
「またご縁がありましたらよろしくお願いいたします」

これらの言い回しは、今回の提案はお断りしつつ、将来的な関係維持の意思を伝える便利なフレーズです。

ケース別外構工事見積もり後の断りメール例文

見積もりをメールで断る際、どのような文章が角が立たずに断りの意思が伝わるか、迷うこともあるでしょう。ここでは、断りの理由別にメールの例文を紹介するので、送る際の参考にしてください。

予算が合わない

予算オーバーは、外構工事をお断りする正当な理由です。そのまま伝えて問題ありません。

例文

会社名
ご担当者様

お世話になっております。
先日はお忙しい中、外構工事の詳細な見積もりとご提案をいただき、誠にありがとうございました。

ご提案内容を家族で慎重に検討いたしました結果、大変魅力的な内容ではございましたが、あいにく予算を大幅に上回っており、今回は見送らせていただく運びとなりました。

せっかく時間をかけて対応していただいたにもかかわらず、ご希望に添えず誠に申し訳ございません。

また別の機会がございましたら、ぜひご相談させていただきたく存じます。
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

ほかの業者と契約した

相見積もりの結果、他社に決定した場合もその旨を伝えましょう。見積もりの時点で相見積もりを取っている旨を伝えておくと、断りのメールもしやすいはずです。

例文

会社名
ご担当者様

いつもお世話になっております。
(氏名)でございます。

この度はお忙しい中、外構工事の詳細なプランと見積もりを作成していただき、ありがとうございました。

検討の結果、誠に恐縮ながら今回は他社様に依頼することに決定いたしました。

現地調査から見積もりまで、専門的なアドバイスは大変勉強になりました。またの機会がございましたら、是非ご相談させていただけますと幸いです。

貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

営業がしつこい

営業がしつこい場合は、これ以上交渉する気はないという姿勢で、きっぱりと簡潔に断りましょう。

例文

会社名
ご担当者様

平素より大変お世話になっております。
(氏名)でございます。

この度はお見積りしてくださり、ありがとうございました。
何度かご連絡をいただいておりますが、すでに他社に依頼することが決まっているため、今後のご連絡はご遠慮いただけますと幸いです。

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

知人や親族から紹介されたが断りたい

知人や親族の紹介だと断りにくいと感じるかもしれませんが、紹介してくれた人と提案してくれた業者両者への感謝を伝えつつ、あくまでも自分の都合で断れば角が立ちにくいです。

例文

会社名
ご担当者様

お世話になっております。
先日○○様よりご紹介いただきました(氏名)です。

先日はリフォームのお見積りをいただき、ありがとうございました。

いただいた内容を慎重に検討いたしました結果、誠に残念ながら、今回は別の会社に依頼することになりました。

せっかく○○様からご紹介いただき、丁寧にご対応いただいたにも関わらず、ご期待に沿えず申し訳ございません。

また別の機会がございましたら、ぜひご相談させていただきたく存じます。

貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

外構工事の見積もり後に断るときの注意点

見積もり後に外構工事を断る場合は、いくつか注意しておくべきポイントがあります。

関係性を悪化させずに断るためには、特に以下の3つの点を押さえて誠実に対応すれば、業者もプロとして理解してくれるはずです。

放置しない

外構工事業者への断りは決定したら速やかに連絡し、放置しないようにしましょう。

放置すると次のようなリスクがあります。

  • 業者が検討中だと判断する
  • 営業電話やメールがしつこく続く
  • 印象が悪くなる
  • 今後の依頼を断られる可能性がある
  • 他の顧客への迷惑になる

放置していると、業者は契約の可能性のある顧客としてリストに残し、何度も連絡してきます。その間は人員や重機のスケジュールを確保しており、同じ期間に工事を依頼したいと考えている他の顧客に迷惑がかかる可能性も否定できません。

放置すればするほど信頼を失います。メールでもよいので、できるだけ早く断りの連絡を入れることがお互いにとってよい結果になるはずです。

角が立つような伝え方をしない

断る際は柔らかい伝え方を意識し、角が立つような表現はしないようにしましょう。

角が立たない断り方のポイントは以下の通りです。

  • 感謝+お詫びを必ず入れる
  • クッション言葉を使う
  • 予算や家族の意向を理由にする
  • 断る理由を具体的にしすぎない

そのほか、注意しておきたい点として「他社は○○円安かった」などと伝えるのは不信感を与えるため避けましょう。見積もり時に他の業者の見積書を見せるのもNGです。

曖昧な伝え方をしない

相手に期待させないため、曖昧な伝え方は避け、お断りする意向ははっきりと伝えた方がトラブルを避けられます。

今回は見送りたい旨を明確に伝え、理由を簡潔に伝えます。上の項でも挙げましたが、このときに断る理由を具体的に言い過ぎると「そこを修正すれば提案できるのでは?」という期待を与えてしまいます。理由は簡潔に「予算オーバー」「他社に決めた」などで大丈夫です。

「また何かあれば連絡します」や「主人と相談して」などと言うと、時間をあけて連絡が来る可能性があります。業者は断られることに慣れています。曖昧にしたり引き延ばしたりせず、できるだけ早くはっきりと断りましょう。

外構工事の相見積もりをするメリット

外構工事は2~3社の業者から相見積もりを取るのが一般的です。相見積もりを取ると必ずどこかの業者を断らなければならなくなるので気が引ける、という方もいるかもしれません。

しかし、適正価格で理想の外構を仕上げるためには重要なプロセスなので、以下に挙げるメリットを参考に、できるだけ複数の業者を比較して決めましょう。

価格比較ができる

相見積もりの最大のメリットは、価格を比較することで費用相場を把握できる点です。

外構工事には定価がありません。見積もり費用が適正価格なのかどうかは1社だけの見積もりでは判断しにくいため、複数の業者から相見積もりを取ることで、相場を把握します。

見積書を受け取ったら、作業の項目ごとに単価と数量、金額が記載されているかチェックしましょう。

明細がなく「工事一式」という記載のみの見積書は、何にいくらかかっているか明確でなく、工事が始まってから追加費用を請求されてトラブルになるおそれがあります。このような業者は避け、工程ごとに費用の明細を見積書に明記している業者の中から選びましょう。

自分と業者の相性を見極めやすい

相見積もりは、単に価格を比較するだけでなく、業者との相性を見極めるための最適な方法です。

提案内容や業者の対応力を比較することで、長期的に付き合える信頼できる業者を見つけることができます。

特に以下の点をチェックすると、相性の良し悪しが分かります。

  • レスポンスの速さ(誠実さ):連絡が迅速・丁寧か
  • ヒアリング力(コミュニケーション力):依頼者の意図を汲み取りプロ目線の提案をしてくれるか
  • 提案内容の質(専門性):具体的な提案がされているか、相場に見合った適正価格か
  • アフターフォロー(信頼性):補償やメンテナンスの説明が明確か

外構工事の見積もり後の断り方でよくある質問

ここでは、外構工事を断る場合に、よくある質問とその回答を紹介します。

現地調査に出向いてくれたり打ち合わせを重ねたりしてくれた業者を断るのは心苦しいこともあるでしょう。他方で、熱心な営業に困ることもあるかもしれません。あらかじめ疑問を解消しておき、スマートにお断りしましょう。

断るときは電話とメールのどちらがいい?

断りの連絡は電話とメールどちらでも失礼にあたりません。メールであれば記録が残るため、行き違いのトラブルを防げます。反対に文章を書くのが苦手な方や、言葉で伝えた方が気持ちが伝わりやすいという方は、電話でもよいでしょう。

メールでお断りする場合は、声で気持ちを伝えられないため、丁寧な文章を心がけ、かつ、断りの意思がしっかりと伝わるようにしましょう。

電話をかける場合は、忙しいと思われる時間帯や昼休憩の時間、休日は避け、落ち着いて話せる時間帯に連絡することがポイントです。

断ってもしつこく営業されたらどうしたらいい?

断ってもしつこく営業された場合は、まずはきっぱりと断る、それでもしつこい場合は第三者機関を頼りましょう。

しつこい営業には曖昧な態度は伝わりません。「他社に決めました」「必要ありません」など、はっきりと断ります。

自力での対応が難しい場合は、「消費者ホットライン」に相談しましょう。消費者ホットラインに連絡すると近隣の消費者センターなどを紹介してもらえます。

しつこい営業をする業者は、契約を急がせて質の悪い工事をしようとする傾向があります。不安を煽る、「今しか割引していない」「モニターになれば割引価格になる」と言うなど、契約を急かす業者とはその場では契約せず、必ず相見積もりを取って他社と比較しましょう。

まとめ

外構工事を断るのは気が重いという方は多くいます。しかし、断るときこそ早めに連絡することが、誠意を伝える最適な手段です。

業者は相見積もりを前提に見積書を作成しています。断られることには慣れているため、遠慮することなく、他の業者に決定したら速やかに連絡しましょう。

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