外構工事でやってよかったこと10選!後悔しない満足度の高い施工とは?

外構工事でやってよかったこと10選

エクステリアなど家屋周辺を整えていく外構工事は、ガーデニングなどの造園と並び、住まいを考えるうえでやっておいて損がない工事と言えます。

行う場合、居住者の満足度の高い外構工事にはどのようなものがあるのか、前もって知るのがおすすめです。

本記事では、外構工事でやってよかったことを中心に、外構工事の注意点などを解説していきます。

目次

外構でやってよかった10選

ここでは、実際に多くの人が「やってよかった!」と感じた外構工事を紹介します。それぞれのメリットや効果と注意点について解説していきます。

人感センサーライト

人感センサーライトは、人を感知すると照明が光るアイテムで、玄関や敷地の入口あたりに設置されます。防犯対策にもつながるため、外構工事として人気です。

また工事の必要がないものもあり、業者に依頼しなくても自分たちで設置できたり、ソーラー発電を活用できたりしてコストを抑えることも可能です。

予算や手間をあまりかけずできるので、外構において真っ先に検討すべきものといえます。

カーポート

カーポートは駐車場に設置するエクステリアの1つで、雨や雪などから車を守る効果があります。

ガレージと比べると若干簡素ですが、屋根があり、車を守るという機能は十分確保されています。またスペースもさほどとらず、費用もある程度抑えられます。

ただし、カーポートの設置の際には、車幅やカーポートの屋根に当たった雨が流れる場所などを考慮することが必要です。

土間コンクリート

土間コンクリートは、芝生や土の部分をコンクリートにして駐車場スペースなどにするものです。雑草の成長を防ぎ、メンテナンスの手間を大幅に軽減できます。

さらに、土や砂利に比べて歩きやすい点も魅力です。特に、雨の日でも泥や汚れがつきにくく、家の中に持ち込む汚れを減らすことができます。

屋外用水栓

屋外用水栓は 庭やガレージなど屋外に設置された水道や蛇口などを指します。

庭にある植物や芝生への水やり、洗車などに活用できるほか、駐車場などにプールを置いてお子さんが水浴びをするのにも活用できます。

屋外用水栓には種類がありますが、中でも立水栓が人気です。立水栓は柱状に設置された水栓で使い勝手がよく、駐車場などを設置する際には導入の検討をおすすめします。

植栽

植栽があることで、季節の移ろいを感じられるほか、外から視線を遮断するプライバシー保護のための存在にもなるのが特徴です。

また、植栽によって外部からの雰囲気も変わりやすく、家族が快適に過ごせる空間も広がります。

ただし、植物は成長してゆくものであり、適切に管理しなければ地域からの苦情に繋がる可能性もあります。

どんな植物を選択するかが重要ですが、希望する植物などを踏まえて業者と相談して決めていくとよいでしょう。

宅配ボックス

宅配ボックスは、不在時にも荷物が受け取れるだけでなく、家にいた場合でも宅配ボックスに入れてもらう対応ができるイテムです。

近年はインターネット通販が盛んになり、「置き配」が一般的になる一方、ポストに入らないものは持ち帰ることが多く、再配達を依頼するなどの手間がかかります。

また、置き配では玄関先の荷物を持ち去られる不安や個人情報がバレる可能性なども考慮しないといけません。

宅配ボックスは、簡単に取り付けられるタイプも多く、導入がしやすいのが魅力です。

人工芝

人工芝は天然芝に似せた人工物であり、裸足でも歩けるようなものです。

天然芝だと管理が大変で、雑草などが生えるデメリットがありますが、人工芝であれば、これらを解決します。

最近の人工芝は素材が改良され、天然芝と見間違うものも少なくありません。

人工物なので経年劣化は起こりますが、それでも10年に1回程度の交換で済むほか、範囲を考慮すればさほど費用もかかりません。

目隠しフェンス

道路や隣家からの視線を遮り、家族がリラックスできる空間を作り出せます。風や騒音を軽減する効果もあり、静かで落ち着いた環境を整えることが可能です。

一方、目隠しフェンスで厳重に守ると、その目隠しフェンスを悪用され、周囲に見られず、堂々と空き巣に侵入される可能性もあるので、注意が必要です。

目隠しフェンスのデザインが、周囲に与えるイメージにも影響が出てくるので、その点にも注意を払いましょう。

屋外物置

屋外物置は建物の外にある物置で、使用頻度の少ないものを入れることで、住宅の中をすっきりさせることができます。

また、耐久性の高い素材を選べば、雨風から中身をしっかり守ることができるため、長期間使用可能です。

一方、無計画に屋外物置を置くと景観に影響を与えるため、全体のデザインなどに配慮して配置を検討していくことがおすすめです。

ウッドデッキ

ウッドデッキがあることで、室内外のつながりを感じられ、家全体の開放感が増します。

家族や友人との団らんの場として使うのはもちろん、夏にはバーベキューを楽しんだり、リラックスした時間を過ごしたりすることもできます。

木製なので、時間が経てば経年劣化が進むなどの問題があるため、ケアを忘れないことが求められます。

ウッドデッキ以外にもタイルデッキなど、他の素材を使ったデッキもあります。

外構で後悔することが多い場所は?

外構工事を行って失敗したと感じるケースもあります。特に、駐車場やフェンス、門柱など、機能性や見た目を考えたバランスが重要です。

外構工事の計画で注意すべきポイントを押さえておきましょう。

駐車場

外構で欠かせない駐車場ですが、よく考えて工事をしなければ後悔する可能性があるポイントもあります。

駐車場の数が足りないことや奥行きや幅の問題、敷地の問題、導線の問題などさまざまです。舗装の種類や耐久性にも注意が必要です。

特に新築のタイミングで所有していた自動車のサイズを踏まえて駐車場が作られるため、車を買い替える際に駐車場のために購入できる車に制限が出る可能性もあります。

そのため、駐車場を作る際にはさまざまな想定を行って作ることが必要です。

フェンス・塀・生垣

フェンスや塀、生垣はプライバシーの確保と景観を両立させるのがポイントです。高さや素材、デザインが敷地全体の雰囲気に合うように調整しましょう。

また、メンテナンスのしやすさも考慮に入れる必要があります。特に生垣は定期的な手入れが求められるため、負担にならない計画を立てましょう。

門柱・門袖

門柱や門袖は、家の顔ともいえる部分です。デザインに凝りすぎてしまうと、後から見たときに違和感を感じることがあります。シンプルかつ機能的なデザインを選ぶようにしましょう。

また、郵便受けやインターホンの位置も使いやすさを考慮して設置することが重要です。

外構工事を実施するときの注意点

外構工事を行う際には、費用だけでなく長期的なメンテナンスや近隣との関係にも配慮することが大切です。

ここでは、工事を依頼するときに注意すべきポイントを解説します。

費用対効果を考える

外構工事を行う際には、費用対効果を考えることが必要です。

仮に外構工事を行ったとしても、一切活用されなければ、投じた費用が無駄になります。

また外構工事を業者に依頼する際には、業者に示された値段を鵜呑みにしないことも大切です。

例えば、外構工事を行う業者が登録するポータルサイトをチェックして、複数の業者に相見積もりを依頼するのも1つの方法です。

もちろん、本当に利活用を行える外構を設置してもらうことも必要と言えます。

長期的なメンテナンスコストを見込む

外構工事で立派なエクステリアなどを設置しても、それらを維持し続けることも必要です。

そのため、外構工事を行う際には長期的なメンテナンスコストを見込んでいくことも大事な要素と言えるでしょう。

立派なものを設置しても、メンテナンスに苦労をすれば次第にメンテナンスそのものを面倒に感じる可能性があります。

設置してから、長く維持できるかどうかまで想定して外構工事を依頼していくことが大切です。

近隣とのトラブルを避ける配慮をする

外構工事で注意したいのが、近隣とのトラブルです。

複数の住居と隣接したところで外構工事をやる際には、騒音や粉塵、はたまた境界に入った・入らないなどのトラブルが想定されます。

また、業者の失敗で、近隣住民とトラブルを起こす可能性もないとは言いきれません。

業者は業者で周辺の住民に挨拶をしたとしても、依頼した施主側でも外構工事の前に挨拶を行い、業者にすべてを任せきりにさせないことも大切です。

もしも外構工事で何らかのトラブルが生じた場合には、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する「住まいるダイヤル」に電話をかけ、判断を仰ぐ方法もあります。

外構工事に関するよくある質問

最後に外構工事に関するよくある質問をまとめました。

外構工事で、多くの人が気になるであろう質問について解説します。

外構費の平均はいくらですか?

外構工事にかかる費用は、規模や使用する材料によって異なりますが、一般的には100万円〜300万円が相場です。新築物件の建設にかかった費用の10%程度を目安にするのもよいでしょう。

高級な素材を使用する場合や、広い敷地を持つ住宅では、それ以上の費用がかかることもあります。予算を決める際は、全体の費用だけでなく、長期的なコストも考慮に入れてください。

外構工事をしないとどうなる?

外構工事を行わないと、何も支障がないケースはありますが、家の外観が殺風景になり次第に色々な弊害が生じるようになります。

例えば、駐車場や玄関周りの舗装がないと、雨の日には泥が跳ねて汚れやすくなります。また、プライバシーが確保できず、他人の目が気になる環境になってしまう可能性もあります。

一定の費用をかけて整備を行えば、利便性が増すほか長期的なメンテナンスコストの圧縮にもつながるのです。

まとめ

外構工事は、家の見た目だけでなく、機能性や生活の快適さを大きく左右します。しっかりと計画し、必要な設備やデザインを取り入れることで、満足度の高い外構を実現できるでしょう。

外構で後悔しないためには、長期的な視点でコストやメンテナンスも考慮することも重要です。

どんな家に住みたいのかという理想を持ち、その理想の実現につながる外構工事なのかという着眼点を持つことで、必要な工事を選択していきましょう。

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